「イングロリアス・バスターズ」を観る。 [映画]
昨日は半年ぶりに映画館で映画を観てきました。
映画館に行くのは夏に観た「ターミネーター4」以来だな。
半年ぶりに観た映画は クエンティン・タランティーノの新作「イングロリアス・バスターズ」。
なぜ今更ナチ映画なの?っていう時代を無視した感性がさすがタラちゃんです。
「キル・ビル」のようなハチャメチャな映画を想像していましたが意外と「レザボア・ドッグス」のようなクールな仕上がりになっていました。
この映画に出演している俳優さんはブラッド・ピットしか自分は知らないです。
ですが相変わらずのタランティーノ映画です。今回もクセもの俳優がストーリーを盛り上げていました。
ナイスキャスティング!
主役のブラッド・ピットはもちろんのこと、ナチスのランダ大佐を演じたクリストフ・ヴァルツっていうドイツ人俳優のねちっこい演技がとても恐怖を醸し出していました。
この映画はドイツ人俳優にはドイツ語、フランス人俳優にはフランス語をと自国の言葉で話が進んでいくのでとても戦争映画としてリアリティがあります。
派手な戦闘シーンが無くとも巧みな言葉によって恐怖のどん底に落とされていきました。
タランティーノ映画の特徴である「長いお喋り」が今回もお約束でしたが「今から何かが起きる!」という観ている者を緊張感に包み込んでしまう演出はやはりお見事!
野球のバットでナチスを叩き殺す“ユダヤの熊” の暴れぶりは恐かった。
欲を言えばバスターズは12人程いるので「キル・ビル」のように各々にスポットライトを当てて記憶に残る変な通り名や得意な殺人技でメンバーを一人ずつ紹介して欲しかった。
それだと2時間半じゃ収まらねーか。
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